2018/05/20 08:16


訪れてくださって

ありがとうございます。


前回の更新から約1ヶ月経っていました。

光陰矢のごとしとはこのことですね。。。


タイトルの通り、太陽系惑星シリーズについて語

らせてもらます。


私の住む地域には「八塔寺ふるさと村」という茅葺

き屋根の古民家や水車が残る天の川がとても美し

く見える場所があります。


その地に数年前「星を観る会」という宇宙を愛され

る方、星景写真撮影をされる方等が集う会が発足

し月に一度の観望会と年に一度のお祭りが開催さ

れています。


そんな年に一度のお祭りを盛り上げるために出店

の依頼を受けたのが始まりです。せっかくなら宇

宙に関するモノというコンセプトで誕生したのが

太陽系惑星シリーズです。


私の中で足元を支えてくれている大地と思わず手

を伸ばして触れてみたくなる星々は全く違うよう

でいて同じもののような感覚があります。


日々の流れるような暮らしの中、ふとした瞬間、

おぼつかなくなったり、不安を感じてしまうこと

があって拠り所となるものが欲しくなる時がある

のではないかと思います。そんな心細くなった時

「今」という間違いなく自分が存在しているこの瞬

間をこのシリーズに触れて実感してもらいたい。

地球という大地、宇宙という空間全てに包まれて

いるんだという安心感を、御自身の中心にある軸

を感じてもらいたい。そんな想いを込めていま

す。


星型の原形を抜いた後に彫刻刀で彫れるくらいの

固さまで粘土を半乾きにするのですがうっかりな

私はこの工程でカチンコチンにしてしまうという

失敗をよくやらかします。仕上げるまでの時間は

かかりますが彫って仕上げる作業がとても楽しい

シリーズです。


宇宙には他にも素晴らしい天体が数多くあり、作

品に活かせたらとイメージを膨らませています。


最後までお付き合いくださって

ありがとうございました。